ルール説明
これから1ヶ月、毎日文章を投稿しようと思う。わけを話すために、すこし昔話をしておきたい。
ごく個人的な文章を書いて、インターネットの場に公開する。こういったことを、自分は中学生の頃から、かれこれ16年くらい断続的に行ってきた。
最初は友達が作ったホームページの掲示板に投稿したのが始まりで、そのあとは自分でブログを開いたり、所属していたバンドの日記コーナーを任されたり。やがてSNSが普及し、mixiやTwitterの場を通して、さまざまなつながりの人に向けて、自分の文章を読んでもらうようになった。
@cg_matakkiとしてのTwitterアカウントに連動したこのブログは、2018年1月22日に最初の記事が投稿されている。もう4年、続いているらしい。といっても、特段続けることを目的としていたわけでもなく、なにか書きたいことが浮かべば投稿するし、そうでなければ放置していた。あくまでTwitterでは書ききれないことや、要点だけ切り取られると困ってしまうようなことを書きたいときに、機能すればというポジションでやってきたつもりだ。
しかし、どうにもここしばらく、まとめたいテーマはあるのになかなか記事に出来ないことが続いていた。原因を探ってみると、次のような要素が浮かんできた。そのうえで、その打開策も併せて検討した。
・書きたいテーマが多すぎて、まとめきれない
⇒一度書きたいことを全部消化したらどうだろうか
・大作主義的になって、着手するのが億劫になる
⇒文字数に縛りをいれて、ライトにまとめる工夫ができないか
・完成した記事の内容が、散漫として読みづらい
⇒前項に同じ
・たまにしか投稿しないので、その反応を過剰に気にする
⇒投稿頻度を上げれば、反応の少なさに慣れるのではないか
これらのことを踏まえて、表題にある「1000文字エッセイ 30本マラソン」という企画に取り組んでみることにした。テーマをあらかじめ考えておいて、文字数に縛りを加える(厳密にではなく)。今の自分には、自由に文章を書くことより、手がかりとなるルールが必要だと思ったのだ。
企画の構想が固まってから、だいたい1週間くらいで書きたいテーマが30個思い浮かんだ。それからテーマの取捨選択をしつつ、書けそうなものからどんどん文章を書いていった。今となっては10本ほどストックもできている。とりあえず企画倒れはしないだろう。多分。
その先で、なにか新しいことをまとめたくなるのかもしれないし、そうでないのかもしれない。ただまあ、増えすぎた考え事を、整理するタイミングが来ただけの話だ。
さて、ここまでで1,000文字くらい。さらっと読んでいただけたなら、きっと明日からも楽しんでいただけるんじゃないか。これから1ヶ月、興味のあるテーマの日があれば、どうかご笑覧いただけたらうれしい。