2021-01-01から1年間の記事一覧

あなたの10年、どうだった?vol.2 - 後編

(前編はこちら) matakki.hatenablog.com ▼4年前 仕事への葛藤 ―この頃は、居酒屋とネカフェのダブルワークを続けてたの? そう。でも、そろそろ仕事を固めなきゃという気持ちと、だんだん辛くなってくるわけですね、体力的に。さっきもちょっと触れたんで…

あなたの10年、どうだった?vol.2 - 前編

今回の記事では、「あなたの10年どうだった?」というテーマで、またっきーの個人的な知り合いの方に、過去10年間にあった出来事を振り返ってもらいました。 10年間。数字にすると重みがありますが、瞬く間に過ぎてしまうような年月でもあると思います…

ある早起きができた休日の記録

▼2021/11/27(Sat.) 朝7時くらい、目を覚まして窓の外を見る。雲ひとつない晴れ模様みたいだ。 朝方の柔らかい日差しのなかをジョギングすることが何よりの贅沢だと思っているので、すかさず起き上がってプロテインを振る。飲みながら、土日2日分の予定を紙…

Stream of consciousness

楽器の練習をしていると、しょっちゅう難しくて演奏できないフレーズと出会う。 とくにギターを弾くときは、いつだってもどかしい。1時間くらい同じフレーズを弾いても同じところで引っかかって、それが何日も続くこともある。 やがて、そのフレーズを相手…

ひとりきりに見えても

空は遠く 風も速い 僕はここで 君はそこさ時は流れ 僕は一人 庭を見つめ 心が旅する 退屈を不幸と 間違えてしまわぬようにくだらないことで いつまでも笑えますようにほどほどのことなら 誰でも許せますように きれいな水 / YO-KING 草木がうっそうと茂る線…

ウソではないこと、ホントのこと

最近、「あなたのパートナーってどんな人?」という質問をする機会が、何回か続いた。別に、「仲良しの大切な人についてあれこれ詮索して、ほっこりエピソードにホコホコしようキャンペーン」みたいなものを展開していたわけではない。たまたま、そういう話…

みんな

「みんなで運動会を成功させよう!」 小学生の頃、こんなフレーズを聞くと内心怯えていた。クラスメイトの熱気についていけるかどうか。ダンスがうまく踊れるかどうか。クラスの中心にいる野球チームなんかに所属している子から、運動が出来ない自分が白い目…

散らない花

花に嵐のたとえが良く似合うさよならだけが人生さそうさ いざ騒ごう 叫ぼう 声を枯らしながら別れの言葉はない さよならだけが人生さ / cali≠gari 「さよならだけが人生さ」という言葉がすきだった。 人生を歩む中で、かかわる人や物事はめまぐるしく移ろっ…

バンドメンバーがもうすぐ父親になるらしい

ある休日の昼下がり。 もう十数年の付き合いになるベーシストの友達が、おれの運転の練習に付き合ってくれた。顔を合わせることはめっきり減ったけど、つい昨日も会ったような顔で「お、おつかれ」なんて挨拶を交わし、出会った頃から変わらないようなテンシ…

わるあがき

ファンレターに、「あなたのピアノを聴くと泣けてくる」と書いてくる人がいる。この人たちはまだ涙が残っているんだ! なんて思う。私なんか泣きすぎて、一粒だってでてこない。涙が枯れちゃった。 最近は猫が死んでも、一滴の涙もでないくらいよ。 運命の力…

あなたの10年どうだった? vol.1 - 後編

▼前編はこちら あなたの10年どうだった? vol.1 - 前編 - またっきろぐ (hatenablog.com) ▼5年前 シン・ゴジラ。今までで一番好きだった人と付き合う。一人で水族館に通う。 ■「シン・ゴジラ」ですか。 ―「シン・ゴジラ」、アツかった…! ゴジラ映画って…

あなたの10年どうだった? vol.1 - 前編

彼と出会ったのはいつだったかな。 少なくとも、もうずいぶんと前だったはず。なんでかって、こんなに身近に感じるようになるのに、すごい時間がかかったから。 別にさ、気が合わなかったわけじゃないの。何年か前に初めて会った時だって、半日くらい秋葉原…

連休点描

連休の始まり、ベース弾きの友達がうちに来てくれた。 ふたりで缶ビールを次々と空き缶へと化かしていき、おれが作るつまみをうめえうめえと食べ散らかして、ご機嫌になった彼はうちのベースをブリブリと弾いていた。弾き手が変わるだけであんなにいい音が出…

憑依芸人

渡良瀬橋で見る夕日をあなたはとても好きだったわ きれいなとこで育ったねここに住みたいと言った 渡良瀬橋 / 森高千里 ここ何年か、遠くの街に住む友達を訪ねることが増えている。 毎週末遊んでいたような友達がどこか遠くの街に移り住んでしまったり、イン…

父親と鉄道とおれがうまくやっていくために

おれのふるさとは、父親が集めた鉄道雑誌が詰まった本棚だ。 父親の影響で、幼いながらに立派な鉄道オタクをしていたおれは、実家で過ごす大半の時間を、父親が集めた本棚の中身をさらうことに費やしていた。 日本国内の地理の知識は、毎日眺めていた路線図…

初詣

大山の阿夫利神社まで初詣に行ってきた。 神奈川県の北西部、丹沢山系の一角を占める大山。別名「あめふり山」とも呼ばれ、古くから雨乞い信仰の地として親しまれている。阿夫利神社という名前も、そこから来ているそうだ。 小田急線に縁がある人は、本厚木…

パーッとやってたいのさ

あと2ヶ月で30歳になる。 20代というものは、貴重で儚い時期だと多くの人から聞かされた。 気力も体力も潤沢にあって、まだまだ朝まで起きていてもへっちゃら。人生のパートナーと出会うのも、先輩方を見ていると20代ということが多いように見える。 そんな…